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2017年01月27日

ロッドのピースについて

特にバスロッドの話をすると
「1ピース」「2ピース」という言葉が
たくさん出てくると思います。

この「ピース」とは
「部品」という解釈でいいと思います。

要は、ロッドを分割して
いくつの部品になっているかということです。

1ピースとは、分割してないロッドのこと。
バッドからティップまでブランクが
分割されずに作られているロッドです。

2ピースとは、2つに分割されたロッド。

ソルトルアーで長いロッドだと
3ピースぐらいまで分割されたものもあります。

携帯性を強く意識したロッドになると
4ピース以上に分割されたものもあります。


それぞれのロッドの特徴ですが

1ピースロッドのメリットとしては
・曲がりが美しい
・感度が良い

1ピースロッドのデメリットとしては
・持ち運びが不便
・ねじれが起きやすい
・折損修理はロッド交換となる(高額)


2ピースロッドのメリットとしては
・携帯性が良い
・折損の修理は折れたパーツの交換(低額)
・パーツが短いのでねじれにくい

2ピースロッドのデメリットとしては
・継ぎ目の分若干重量が増える
・継ぎ目から抜けなくなるときがある
・キャストを繰り返すとティップ側が回る

以前は「感度は1ピースの方が絶対いい」
といわれていた時期もありましたが
メーカーさんの企業努力により
現在は、そんなに違いはないようです。

バスロッドの7ft前後の長さであれば
1ピースか2ピースか、の選択肢があります。

バスロッドは1ピースが断然人気です。
バスプロの影響が強いのでしょうね。

トラウトロッドになると、そんなことはなく
すべての長さで2ピースがラインナップされています。
パックロッドだと4ピース以上のロッドもあります。

ソルトルアーロッドとなると
1ピースという選択肢はほぼなくなり
2ピースか3ピースとい選択肢になります。


このように、ロッドのピースは様々で
何分割するかは、長さだけが理由ではないのです。

ロッドのピースというのは
設計者の意図とユーザーの需要
どちらの意見も取り入れて決められる。

そういうものだと思います。



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Posted by ビーちゃん at 10:25│Comments(0)基礎知識
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